火曜日

創造力を鍛える思考法「クリエイティブ・マインドセット」


どうも、孔淵です。
今日は、ベストセラー本のレビューです。

手に取ったのは

クリエイティブ・マインドセット
想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法
出版社:日経BP
著者:デイヴィッド・ケリー, トム・ケリー

この本で一番言いたいことは、
序章のタイトルでもあるように
「人間はみんなクリエイティブだ」
ということですね。

特に
日本人へのメッセージとして、
世界5カ国5000人にリサーチしたところ、
日本人が一番クリエティブだという
結果が得られたとあります。

その結果は意外に感じましたが、
日本人が日本人を選んだ割合は
逆に一番低かったようです。

クリエイティブな生活を実現するコピーライターという生き方
https://www.naturalsuccess.jp/XJrCopywriterSchool/enter/#cHZVZG

なので、
僕もそうですが自分にクリエイティブさを
あまり感じられていないのであれば
この本は良いきっかけになると感じました。

実際に著者の二人が経営している
会社を通じてサポートした人たちは
「想像力に対する自信を獲得した」

と言っています。

もうちょっと言い方を変えると
「自分には周囲の世界を変える力がある」
「しようと思っていることを実現できる」

という確信を持つことができた
ということです。

そのために必要なことが一つだけあります。

「クリエイティブな人間ではない」
「クリエイティブ系の物事には向いてない」
という思い込みを捨てること

濁った水を捨ててから
綺麗な水を入れるように
できない向いてないという思い込みを
捨てないことには前に進めません

その上で、
学習と経験を積み重ねることで
自分にもできると信じられる
ようになるわけですね。

そのためにも注意したいこととしては
失敗したからといって、
その挑戦をやめる口実にしないことです。

失敗の話としてよく例に挙げられる
発明王エジソンさんの逸話にもあるように

失敗を創造のプロセスの一部
としてみなすことが重要になります。

ようは
もっと成功したいなら、
もっと失敗する心の準備が必要
ということです。

メジャーリーガーのイチローさんも
何千本安打かの会見で言っていました。

4000のヒットを打つには、僕の数字で言うと、
8000回以上は悔しい思いをしてきているんですよね。」

とは言っても
なかなか難しい部分があるのは確かです。

一度の失敗も許されない環境では、
なんのクリエイティブさも発揮されませんからね。

なので
失敗をしても許される環境を
構築することも重要なことと言えます。

失敗することによって
改善する必要のあるポイントを見つけて
よりよく改善していけるわけですから

同時に
人と比べることをやめて、
自分の失敗を認められるように
していくことも大事ですね。

ちなみに日常的にできる
クリエイティブな力を育てていく方法
について紹介されていたので
引用したいと思います。

日頃からの心がけ
1.クリエイティブになると決意する
決意すれば想像力が湧くわけではないが、
決意しなければ湧いてこないことは確か

2.旅行者のように考える
旅に出ると細部に注目するようになる
新しい視点で世界を見るようにすることで、
見慣れたものを再発見する

3.「リラックスした注意」を払う
問題から離れて夢想している時に
名案が浮かびやすいことから、
思考回路をオフにして20分くらい
ボーッとしてみるのも良い

4.エンドユーザーに共感する
意識的にお客さんに共感しようとすれば、
自分自身のエゴを脇に避けることにもなる

5.現場に行って観察する
自分の知識や知識からくる先入観を取り払い、
人々を自然な環境の中で観察する

6.「なぜ」で始まる質問をする
「なぜ?」「~だったら?」
という質問をすることで、
問題の核心に迫ることができる

7.問題の枠組みをとらえ直す
今持っている疑問それ自体が
正しいかどうかを確かめてとらえ直してみる

8.心を許せる仲間のネットワークを築く
最良のアイデアは他者とのコラボレーションの中で
生まれることが多い

この心がけを持って
日々の生活を送ることで、
じわじわとクリエイティブさを
育てていくことができるなら

普段から意識してみるのはありですね。

特に45のように
お客さんの現実に共感することが

価値を提供する立場にある
僕たちにとって忘れてはいけない
ポイントになりそうです。

お客さんの現実に共感して価値を提供する方法
https://www.naturalsuccess.jp/XJrCopywriterSchool/enter/#cHZVZG

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