火曜日

ベストセラー本レビュー「人を動かす」

どうも、孔淵です。


今日はビジネス系書籍のレビューです。

今回は「人を動かす」
人を動かす

出版社:創元社
著者:D・カーネギー
翻訳者:山口

にしてみました。

なんとこの「人を動かす」ですが、
1936年が初版にも関わらず、
Amazonのランキングを見ると、
ビジネス・経済カテゴリーで
30位となっていました。
(5820時時点)

日々新たに出版されている中で、
驚異的なことです。

構成としては、
4パート全30章となっていて、
犯罪者や心理学者、大統領など
いろんな人のエピソードが紹介されています。

さすがに
全部を追うことはできないので、
冒頭パートの人を動かす三原則
に焦点を当てたいと思います。

1.盗人にも五分の理を認める
 批判も非難もしない。
 苦情もいわない。

この章では、
犯罪者の話から入っていて、
読む本間違えたのかと
一瞬思いますが、

講演の内容が元になっているので、
気を引くために犯罪者の話から
入ったのをそのまま書籍でも
活かしているみたいですね。

で、人というのは
他人のミスや欠点を見ると、
ここぞとばかりに追求してしまい、

なかなか自分のことについては
棚に上げてしまいがちです。

自分自身もそうなんですが、
自分を変えたいとたまに考えます。

でも、
実際には変わることなく
今に至っているわけです。

自分のことさえ変えられないのに、
どうして他人を変えられる?

と考えると、
他人のミスや欠点を追求することは不毛ではないか
と思います。

カーネギーさんは
「人を非難するかわりに、
相手を理解するように努めよう」
と言っています。

2.重要感を持たせる
 率直で、誠実な評価を与える。

そもそも人には
多く8つの欲求があって、
その8番目。

自己の重要感だけは、
食事や睡眠の欲求のように
根強いにも関わらず
めったに満たされない。

満足させる方法を聞けば、
その人がどんな人間かがわかる
と言っています。

自分はどうかなと考えた時に、
パッと思い浮かばないんですけど、

仕事の時なんかに、
自分が必要とされた時とかは、
確かに満足感を感じています。

実業家の
チャールズ・シュワッブ氏の
言葉が紹介されていて

「気に入ったことがあれば、
心から賛成し、
惜しみなく賛辞を与える」

とあるんですが、
上っ面でなければ確かに
ニヤニヤと口元が緩むなぁと
感じました。

3.人の立場に身を置く
 強い欲求を起させる。

ここでは、
自分自身に対するある質問が
紹介されています。

「どうすれば、
そうしたくなる気持ちを
相手に起こさせることができるか?」

人に行動を求める時は、
自分の主観で求めることが多いです。

なので、
なんで出来ないんだと
一人憤慨していたりします。

カーネギーさんが言う、
「常に相手の立場に身を置き、
相手の立場から物ごとを考える」

これを意識していれば、
憤慨することもなくなりそうです。

三原則ここまで

この3つの教えだけでも
お腹いっぱいですね。

ネット環境のない時代に、
対面で叩き上げられた教えだけに
良好な人間関係を作る上で最高の教科書
ということでしょうか。

では、
人間関係がネット上で済んでしまう今
「人を動かす」は
最高の教科書ではなくなっています。

VRの技術がさらに発展してくれば
また変わってくると考えられますが、

今のところはまだ、
文字・文章を使いこなすスキルが
重要と言えます。

つまり、
「コピーで人を動かす」スキルです。

そのための最高の教科書が
X-Jr.コピーライター(C級)養成スクール
として提供されています。

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