どれだけ腸が好きなんだという感じ
なんですけど
今回もまた腸がテーマの本ですね
実際のところ
腸内環境を整えることで
アレルギー、頭痛、うつ、パニック障害
パーキンソン、アルツハイマーなど
症状が改善される患者さんが
多くいたようです
例えば
セロトニンやドーパミンを合成する
元になるビタミン生み出す働きが弱まると
うつなどの症状になりやすい
ということが常識になってきた
健康を考えた時に
腸内フローラをどれだけ元気にしてあげられるか
ここは本当に重要なポイントなようですね
特に意識したいのは
ビフィズス菌と乳酸菌
ビフィズス菌
乳酸や酢酸などの有機酸を作って、
悪玉菌の増殖を防いで
腸内環境を整えるための能力も持っている
ただ
乳児期が一番多くて
年をとるごとに数が減っていくようです
乳酸菌
糖を分解して乳酸を作り出す菌全体の総称
働きが似ていることもあって
ビフィズス菌とは仲間のようなものですね
違うところで言えば
ビフィズス菌は腸内に住んでいて
乳酸菌は発酵食品や、自然界にも広く住んでいる
とにかくこの菌さんたちが
腸内で乳酸を作ることで酸性にして、
腸内環境を整えることが第一で
それによって
便秘や下痢だったり、
免疫力の向上も期待できる
ということで話が進んでいきます
実は
人間の最大の免疫器官は
腸を中心とした「腸管」で
ウイルスを攻撃するリンパ球、
ウイルスの侵入を防ぐ抗体、
これらの3分の2が「腸管」で
作られていて
健康な人でも
毎日3000〜4000個のがん細胞が
発生してるといわれているんですけど、
そのほとんどが
腸内の粘膜で発生してる
そして
腸管の免疫系を刺激して
免疫力を高めてくれるのが
乳酸菌などの善玉菌
だからこそ
腸内環境を最適化する必要があるわけですね
腸内環境を最適化するのに
まず考える必要があるのは
「排出」
バナナ2、3本くらいの
ハイクオリティな便を出すことです
そのためには
普段の食生活が大きく影響していて
どんな食べ物をどんな食べ合わせで食べるか
ここは重要です
善玉菌優位の腸内環境であれば
自然と便のクオリティも上がります
同時にセロトニンやドーパミンを
たくさん生んでくれるので、
イライラや寝つきの悪さなども
解放されていきます
食べ合わせに関しては
同化テクニックを意識していれば
全く問題ないので
あとは何をいつ食べるのか
一般に朝食をとれば
腸のぜん動運動が促されて
排便しやすいと言われています
ただ
モチリンというホルモンが分泌されて
ぜん動運動が促されることから
便秘予防にも良いのですが
朝食を摂らない方が分泌量が多くなる
という話もあるので
朝食を食べればいいという
単純な話にはならなくて
結局は体質による
としか言えないのが現状ですね
時間栄養学も合わせて考えれば
朝食はGI値の高い食品を食べる
この辺りは
食べた時と食べない時と
どちらがより調子がいいか
で判断するしかないです
そこに唯一絶対の正解はないので
孔淵さんの場合は
朝食を食べると腸がうごめき出します
次に
ヨーグルトが浮かぶと思います
これもやっぱり
人それぞれの体質によります
特に日本人は
乳糖を分解する酵素が少ない人が多いので
お腹がくだるのに
無理に食べる必要はないです
何の問題もない人は
そのまま食べていて大丈夫です
タイミングに関しても
朝か夕食後か
その後の体調がよりいい方で
体感的に選択してください
代わりというか
日本人の体に馴染みがある
整腸食材としては
「味噌」
があります
大豆タンパクも豊富な発酵食品ですし
納豆や豆腐もいいですね
次は
水は大事ですね
朝一で冷水をゴクッゴクッ
と飲めば
胃腸が刺激されて
ぜん動運動が始まります
それに
水分を補給することで
硬くなった便を柔らかくするので
排便がしやすくなります
1日に1.5〜2リットル
摂れればいいですね
ただ
これに関しても
血が薄まりやすい体質とかもあるので
体と相談しながらですね
ちなみに水は
水道水よりも
ミネラルウォーターか
ミネラルが豊富な天然水
水温は常温で大丈夫です
時々
コーヒーやお茶にして
マンネリ化を防ぐのも問題ないです
ざっとこんな感じですかね
もちろん
他にも情報を提供してくれているので
そこは書籍に任せます
結局のところ
同化テクニックを素直に実践していたら
十分事足りる
そう感じました
こういった本を読むのは
単純に好きなのと
学んだことの補強にもなるから
というのがあるので
読みますが
孔淵さんの場合は
最終的には同化テクニックに収束していきます
なので
何が良くて何が悪いというのはなくて
何を採用するか
ですね
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