火曜日

「卵を食べれば全部よくなる」佐藤智春著 レビュー

仙人さんが第4話の終了後に
追加のQ&Aをしていて


その中で
たんぱく質系の話していたんですけど

1番目が卵
2番目がチキン
3番目が牛肉

でたまに豚肉

という感じで
食べる割合としては何が多いか
と話をしていて



手元に
卵に特化した本があったので

仙人さんも食べる割合としては
卵が一番多いということで


読み直してみました


卵を食べれば全部よくなる(マガジンハウス)

仙人さんも言っているんですけど
卵の黄身の部分には

コリン(レシチン)

が豊富に含まれていて



これは
脳内の神経伝達物質の原料

になるので
最近ちょっと物忘れがひどいかなと
感じる場合は卵黄を積極的に摂るといいですね



ただ
加熱すると破壊されるので
生でですね



それと
コレステロールが豊富に含まれていて

仙人さんもコレステロールが大好きだ
と言っています


未だに
コレステロール = 悪
卵にはコレステロールが豊富
だから卵は体に悪い

と考えてる人が
いるかもしれませんが


コレステロールで注意しなければいけないのは

悪玉の小さい方で
これは心臓に悪影響があります


実際
卵を食べたからといって
コレステロール値が急激に上がる
ということはなくて

むしろ
善玉コレステロールが改善した
という臨床報告があるようです



悪者化された要因としては
1913年に病理学者の実験で
ウサギに大量のコレステロールを投与

その結果
動脈硬化になった


ということで

草食動物のウサギと人間とでは
消化機能が全く違うにもかかわらず

コレステロールが動脈硬化を引き起こす
という説が広まった



この影響で
結果的に卵も悪者扱いされる羽目に




実際にはコレステロールの3分の2は
肝臓さんが再合成しているので

卵をバクバク食べたところで

危険値まで
コレステロール値が上昇することもない
という話になります


コレステロールは
ホルモンバランスの調整という
役割も持っているので

むしろ積極的に摂るようにするといいですね



本の中では
年代別に卵を食べる意味について
解説されています

例えば
1〜3才の赤ちゃんには
レシチンとコレステロールのおかげで
脳が成長

21〜37歳では
社会的なストレスや、
不妊リスクには卵で対抗

51〜60歳では
ストップエイジングのために
卵がより多く必要

といった感じです



実際食べる時の選択肢としては
3種類の食べ方があるわけですけど

生で食べるか
半熟で食べるか
完全に茹でて食べるか


黄身に関しては
脳内の神経伝達物質の関係上
生で食べることが1番です


白身も生だと
消化に負担がかかるので

1番消化しやすい
半熟にして食べる


ダイエットを考えると
ゆで卵は腹持ちが良いので
茹でて


といった感じですね


いろんな食べ方のレシピも
紹介されているので

食べ合わせを考慮しつつ
参考にすると飽きがこずに
食べることを楽しめそうです


例えば
熱々のご飯に白身だけ先にかけてから
混ぜることで半熟状にして

その上に黄身をのせて食べる

これなら
黄身の栄養をしっかりとりつつ
白身の消化負担も軽減されます



ちなみに
1日の個数としては
1個7gのたんぱく質が含まれていて
3個食べたら21gになるので

一般的に不足していると言われる
グラム数を補うことができます


その日の
肉や魚の量に応じて
卵の個数で調整するといいですね




最後に

著者の方が
「どうしても甘いものが食べたい時は?」

と聞かれた時は
こう答えるようにしているそうです

「プリンとシュークリームなら時々良い、
ただしカスタードクリームのみで」

理由は
原材料に卵が豊富に使われているから
のようです


なので
孔淵さんも
ちょっと甘いの欲しいな
という時は

カスタードクリームのものを
手に取っていますよ

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