腰痛の予防には
腹筋と背筋をバランス良く鍛えましょう
というのが通説だと思うんですけど
孔淵さん的には
「イヤ、そんな必要ないし」
という感じです
じゃあ、どうしたらいいんですか?
というと
腹腔内圧を高めるんです
身体は風船
腹腔内圧を高める?
え?どういうこと?
と思っている人が結構いると思うんですけど
イメージとしては
風船に空気を入れてパンパンに近い状態
なんですけど
風船のゴムの厚みを筋肉だとしたら
コンドームのようにうっすい風船と
湯たんぽのように分厚い風船では
もちろん分厚い方が強いので
そういう意味では鍛える必要はあるんですけど
正直なところ
僕たちはそんなに鍛えまくる必要ってなくて
あくまでもバランス良く
っていうところが重要なんですよ
バランスの悪い
バカ丸出しの鍛えかたをしていると
風船に空気を入れた時に
変な形に膨らむ姿が容易に想像出来る
と思うんですけど
あるいは
風船を外側からつまんで
強引に膨らませた状態を作るように
部分的なトレーニングをして、
それで全身をバランス良く鍛えても
連動性を意識しなければ運動機能は
思うほどには向上しにくいです
結局いびつな形になりますし
力のバランスが崩れてしまえば
簡単に崩壊します
そんな状態で生活していたら
それは腰だけでなくて
どこかしら痛みが発生してくるのは当然なんです
ついでに言えば
僕たちがやる必要があるのは
鍛えることではなくて
「刺激を与えること」
なんですよ
刺激を与えて
筋肉に正しい本来の働きかたを
思い出してもらうこと
ここが
一般人の僕たちは意識する必要のある
大事なポイントになります
適度に鍛えられていて、
バランス良く機能していれば、
風船に空気を入れた時に綺麗に膨らむように
腹腔内圧を前後左右
均等に高めることができます
外側からつまんで強引に膨らませて
立たせようとするのと違って
空気を入れた風船は
何もしなくても自然に立ちますよね
その圧力によって
腰のあたりが内側から程よく支えられるので
負担もすごく軽くなります
要するに呼吸法ってことですか?
と思い始めた人もいると思いますが
最初の段階では
やっぱり呼吸での働きかけになります
身体が感覚を記憶してしまえば
呼吸は必要なくなります
その呼吸の仕方としては
腹式呼吸の変化版で
基本は腹式呼吸を意識します
息を吸って
お腹を膨らませるときに
ヘソの下に指を横向きに3本分
そこから左右合わせて約15センチ
の両端の2点
この2点を膨らませるようにすると
お腹のふくらみが抑えられて
腰の方に向かうので
腰から背中のあたりがふくらみ始めます
適当な名称がないので
腰背式呼吸と言ってますが
こうやって
下腹部の2点の意識を保った状態で
呼吸を続けていると
慣れてくるごとに
腰のあたりが支えられる感覚も
出来上がってくるので
なぜ
腰痛の予防には
腹筋と背筋をバランス良く鍛えましょう
というのが通説に対して
孔淵さんが
「イヤ、そんな必要ないし」
と言ってるのかがわかると思います
なので
ちょっとでも興味あるかもしれないなぁ
と思ったら
しばらく試してみてください
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