エリート筋肉を育てる再教育法

「バランス悪く働いている筋肉を、
エリート筋肉に生まれ変わらせる方法が
あるよ」と聞いたらどう思う？



言ってる意味がよく分からない
と、

多分混乱すると思うんだけど



孔淵さんが採用している
エゴスキューという運動法は
どういうものなのかというと、

「筋肉を再教育する」


という考え方をしていて


じゃあ
それってどういうことですか？
というと




　”今まであまり使われなかったために、
正しい動き忘れかけていた筋肉に、
「動き」という刺激を与え、

もともとの動きを思い出させ、
活発に動くようにさせます。

その結果、
動きの悪くなった筋肉が、
不自然に引っ張ってしまっていた骨や
関節の位置を元の位置に戻し、

体全体の歪みをとるのです。”

（KKロングセラーズ刊）痛み解消メソッド 驚異のエゴスキューから引用



つまり、
日本やアメリカのように
発達した社会に住んでいると、


あまり身体を動かさなくても良い環境


が整っているよね



ボタンひとつで
洗濯から乾燥までしてくれるし


スーパーに行けば
調理済みの食材が簡単に買えるし


電車やバスでどこにでも行けるし


１日中座ったまま仕事もできるし

たとえ肉体労働していても、
偏った同じ動作の繰り返しが多いし



こういうあまり筋肉を使わない
環境の中で生活していると


意識して刺激を与えないと、
筋肉がどんどん弱っていって
固まって動きにくい状態になっちゃう

それに
筋肉の働き方のバランスが崩れるから、
働いてる筋肉の側に骨が引っ張られて
骨格（姿勢）が歪んでしまうわけ


これが、
コリだったり
関節の痛みだったり

という身体からのメッセージになるのね



だから
本来の働き方を忘れかけている筋肉に
正しく刺激を与える動きをすることで、

引っ張られている骨を引っ張り戻して
歪んだ骨格（姿勢）を、

本来あるべき正しい位置に戻し直す
必要があるよ、ということ




僕たちの身体というのは、
動くことで進化してきたわけで

恵まれた環境の中で
動かない生活をすることは
退化しているようなもので、

極端に言えば
死を生きている状態



年を取っても家族や友人、
孫との人生を楽しむためには、

適切な運動という
身体を活性化させる刺激を与えて

「エリート筋肉に生まれ変わらせる」

そのためにも、
選択する力を賢く使うといいよね