金曜日

痛みはかばうな、刺激しなさい

痛みをかばいながら動いていると、
「代償作用」という状態が起きるんだけど



この代償作用って
どういうことですかっていうと、



足をケガをした時とかに
その痛みをかばって歩くと思うんだけど、


痛みの影響で
もともと歩くという動きには
あまり参加していなかった筋肉が、

痛みのある部分の筋肉の代わりに
参加して働くことで、

それが
かばう動きになっていて、

このかばって動くという状態のことを
代償作用
と言ってるのね




どういう仕組みで起きるのかというと


<代償作用が起こる仕組み>
第一段階
1、ケガなどで、使われない器官は機能を停止します。
2、定期的に刺激を受けない筋肉は、
 動かなくなっていきます。

第二段階
1、体は、動きや刺激がない状態にも、
 適応するようになります。
2、痛みや歪みのある場所を「かばう」ために、
 別の筋肉を代用するようになります。
3、しかし、代用された筋肉は、
 本来の目的とは違った使われ方をするため、
 しだいに筋肉の強度や柔軟性を失い、
 正常に機能する状態から病的な状態へ陥っていきます。
 
(KKロングセラーズ刊)痛み解消メソッド 驚異のエゴスキューから引用


というように、
その場その場で見ればすごく便利な
バランス調整能力なんだけど、

長い目で長期的に見ると
筋肉の働き方が偏って骨格を歪ませたり、
ねじれたりしてしまうことにつながるから

実は大きなリスクがあるよってこと



だから


例えば、
車を何の問題もなく走らせるためには、
定期的に車検があったり、
ドライバー自身が日々点検をするように



僕たち人間も
適度な刺激を与える動きを
定期的にやっておくことで、

痛みを発生させにくくできるし、
孫と一緒に走り回ったり遊んだり
活発な健康状態を保っていられるよね




ただ、
実際に痛みが出ないと
なかなか自分の身体の異変に
気づきにくいのがあるから

どうしても
痛みが出てから
どうしようってなってしまうんだけど

その場合でも
うまく働いていない筋肉に、
正しい動きを思い出してもらえる

適度な刺激を与える動き
をやることで元気な子供のような
活発な健康状態を取り戻せるから、

痛みが軽くなってきた頃合でいいから、
孔淵さんも採用している
エゴスキューのような運動療法に

取り組んでみると良いよね


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