今日は、ベストセラー本のレビューです。
手に取ったのは
売れるもマーケ 当たるもマーケ
マーケティング22の法則
出版社: 東急エージェンシー出版部
著者:アル・ライズ, ジャック・トラウト
翻訳:新井 喜美夫
マーケティングには
自然の法則と同じように
不変の法則がある
ということを
著者たちが長年かけて
何が有効で何が有効でないか
を研究してきた結果
22の法則として
煮詰めることができた
とのことです。
初版が94年なので
ソーシャル化が進んでいる今
どの程度の有効性があるか
気になるところはありますが
著者自身が言うように
基本的法則であり
それはつまり
不変の法則ということなので
マーケティング活動のための
土台として知っておくことは
決して無駄ではないと
少なくとも僕はそう感じました。
構成としては1章1法則
全22章で構成されていますね。
今回はその内の3つほど
紹介したいと思います。
一番手の法則
一番手になることは、ベターであることに優る。
身近な例で言えば
スマホのシェアが分かりやすいです。
iPhoneかAndroidか
というくらい
iPhoneのシェアが大きい。
最初に顧客の心の中に入り込むことが
後から自分の商品の方がベターだと
納得させることよりもはるかに楽
ということの証明と言えますね。
カテゴリーの法則
あるカテゴリーで一番手になれない場合には、
一番手になれる新しいカテゴリーを作れ
カテゴリーを作るということについては
Jr.コピー第4話「市場を支配する方法」
で仙人さんも言っていましたね。
商品を売り出す時に考えるべきことは、
「どこが優れているか」ではなく
「どこが新しいか」です。
要は
その商品はどのカテゴリーで一番手なのか?
ということ。
心の法則
市場に最初に参入するより、
顧客の心の中に最初に入る方がベターである。
一番手の法則をさらに深掘りした法則
という感じですかね。
市場に最初に参入することは、
そうすることで
心の中に真っ先に入り込める
という点で
重要な法則ではあります。
結局のところ
マーケティングというのは
いかにして顧客の心を掴むか
という活動なので
初代iPhoneの発表会の時のように
一気に心の中に入り込むことで
そのカテゴリーにおける地位を獲得する
この3つの法則でも
意識するとしないとでは
大きな差が出そうです。
事例を紹介しながら
それぞれの法則を解説されているので
法則の副題と合わせて一覧にして
プリントアウトして
ラミネートした上で目に入るところに
貼り付けておくと良さそうですね。
顧客の心に入り込む商品の見つけかた
https://www.naturalsuccess.jp/XJrCopywriterSchool/enter/#cHZVZG
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